【総裁選】小泉進次郎立候補を取り下げ!?今、総裁選で何が起きているのかを解説でなにがおきているのか!?

【スマホで一気読み】自民党総裁選の“今”と「小泉氏 不出馬説」の理由——不出馬なら誰が最有力?

更新:2025/09/12 読了目安:5分

石破茂首相が9月7日に退陣を表明。自民党は10月上旬(報道では10月4日案)に向けて総裁選の準備を加速しています。注目は高市早苗氏と小泉進次郎氏——ですが、ここに来て「小泉氏が立候補しない可能性」が取り沙汰されています。本稿では①総裁選の現状、②主要候補の顔ぶれ、③“小泉不出馬説”の背景、④不出馬時の最有力シナリオ、の順にスマホ向けに簡潔に整理します。

① 総裁選の現状(方式・日程・地合い)

日程と方式

  • 首相(党総裁)辞任を受け10月上旬に投開票の見通し(報道ベースでは10/4案)。
  • 党員・党友票も反映するフルスペック型での実施が有力視。初回は「国会議員票×地方票」の総和、決選は議員比重が高い運び。

政治環境

  • 与党の選挙敗北や物価高、米通商動向など逆風が継続。政権運営の地合いは厳しい。
  • 次期総裁は少数与党状態での合意形成や、物価・賃上げ・防衛・移民政策など難題に即応が必要。

出馬・日程は最終的に党手続きで確定します。以下は公開情報に基づく現時点の整理です。

② 主要候補を一気見(強みとリスク)

フロントランナー

高市 早苗 氏(前経済安保相)

保守層に厚い支持と発信力。党員・党友票との親和性が高く、初回投票でのリードが期待される一方、決選での連合形成に向けた交渉力が勝負どころ。複数の報道でも主要候補に位置づけられています。

若さ×知名度

小泉 進次郎 氏(農林水産相)

国民的知名度とコミュニケーション力に強み。足元では「出馬の意向」との報もある一方、不出馬の見方も政界関係者から指摘されています(後述)。農政・物価(米価)対応で一定の実績を示したことが評価材料に。

組織戦

茂木 敏充 氏(前幹事長・元外相)

実務力と議員間の連合構築に強み。初回で伸び悩んでも、決選投票での逆転シナリオを描きやすいタイプと見られています。

調整型

林 芳正 氏(官房長官)

政策遂行の安定感と国際案件の経験。派閥横断の妥協解(コンセンサス候補)として名前が挙がる局面も。

③ なぜ「小泉氏が立候補しない」観測が出ているのか

結論:“負けない政治”という合理性——初回と決選の二段勝負で勝ち筋が描けない時は、出馬見送り=影響力温存が戦略として成立します。

1) フルスペック型での「地方票の壁」

今回は党員・党友票が重いフルスペック型が有力視。全国行脚の地上戦で票を積み上げられないと、知名度があっても初回トップに届かないリスクがあります。地方組織の上積みが読み切れない場合、「出るより待つ」判断は合理的です。

2) 決選投票の力学(議員票中心)

決選は国会議員票が中心。実務派や幹部経験者が連合形成で優位になりやすく、初回で先行しても決選で逆転される展開は珍しくありません。議員間の“握り”が読みづらいと、見送りのインセンティブが高まります。

3) 政策争点の直撃リスク

物価・賃上げ・米価対応など、生活直結テーマが焦点。農水相としての評価が定まり切らない段階で総裁戦に臨むと、批判の受け皿になりやすい。情勢不安定の中では、業績を積み増してからの本格出馬を選ぶ計算も成り立ちます。

4) “キングメーカー”戦略

今回は推薦人・地方組織・支持層をカードとして保持し、誰を推すかで影響力を最大化する選択肢があります。将来の出馬へ貸しを作る動きは、永田町の定石でもあります。市場・政界関係者の見立てでも「出馬が固まっていない」との見方が残る局面があります。

5) 情報の非対称(報道のブレ)

一部報道は「出馬の意向」を伝える一方、国内での確定的な報は限定的との指摘もあり、最終判断は告示直前まで流動的というのがフェアな見立てです。

④ もし小泉氏が不出馬なら、最有力は?

結論:高市早苗氏が相対的最有力

  • 党員・党友票との親和性が高く、初回投票で先行しやすい。
  • 保守基盤に加え、生活課題(物価・防衛・移民)での明確な立場を訴えやすい。
  • 決選でも、政策軸の近い勢力と連合が組みやすい余地

ただし茂木敏充氏が議員間の連合を固め、決選で逆転するシナリオは現実的です。実務人事・与野党交渉の“回し方”に強みがあり、少数与党下の舵取りを任せやすい「安定カード」と評価される可能性があります。さらに林芳正氏が調整型の妥協解として浮上する展開も。いずれも初回の票読みと、誰が誰に「乗るか」で結末は大きく変わります。

⑤ 3行まとめ(要点だけ知りたい人向け)

  • 総裁選は10月上旬見通し。初回は地方票も重い、決選は議員票中心の二段勝負。
  • 小泉“不出馬説”は「地方票の壁」「決選の連合不利」「業績評価の途中」「キングメーカー戦略」という複合要因で説明可能。
  • 不出馬なら高市氏が相対的最有力。対抗は茂木氏の議員連合、場合により林氏が調整型で台頭。
情勢は日々変動します。正式な告示・候補者一覧・投開票結果は党発表や一次ソースをご確認ください。

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