那須川「1Rから行きます!」那須川天心vs井上拓真の記者会見での発言を紹介!そして試合展開や勝利予想についても徹底解説!

2025年9月25日12時から行われた「Prime Video Boxing 14」の記者会見にて、那須川天心(WBC1位・帝拳)対井上拓真(WBC2位・大橋)の試合が11月24日に行われることが正式に決定したことが発表された。

那須川天心は前回のビクトル・サンティリャンに3-0判定勝ち(2025年6月8日、有明コロシアム/中谷潤人 vs 西田凌佑のアンダーカード)した以来の約5ヶ月ぶりの試合となる。

また井上拓真は堤聖也に判定負け(2024年10月13日、有明アリーナ)した以来となる約13ヶ月ぶりの試合となった。

井上に関しては、堤聖也にロープダウンではあるもののダウンを喫しているため、この試合の展開予想としてはかなりの大論争となる。

この記事で分かること

那須川天心vs井上拓真での記者会見での発言や、それに対しての反応、この試合が決まった経緯などを知ることができます。

最後に試合の展開予想と勝敗予想をしています。

ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。

会見の前に

会見が始まる前になんとリングアナウンサーのジミーレノンが登壇!

WBCの試合についての説明を英語で行って後、

スクリーンに壮大な映像が流され、

井上拓真の名前がコールされた。

そして次に那須川天心の名前もコールされ、両者がそろった。

登壇したのは帝拳ジム代表の浜田剛史氏

那須川天心のトレーナーである粟生

大橋ジム会長大橋秀行氏

井上拓真のトレーナーである北野良

井上拓「過去一モチベーションが上がっている」

井上拓は会見の冒頭に記者からの質問について過去一モチベーションが上がっていると答えた。

また、大橋会長から話が来た時にすぐやると答えたそうだ。

そしてやってみないとわかんないくらい緊張を感じると思うと話した。

那須川「自分の幽霊を見せたい」

那須川は前回の試合は自分でもあまり納得いかなかったとし、

今回の試合はしっかりと花を咲かせると語った。

そして続けて、那須川は自分の中の幽霊を見せると語った。

この発言井対し、記者は「どういったものなのか」という質問をしたが

それに対し那須川は「幽霊ですね」とだけ答え

記者はおいおいわかっていくものなのかと尋ねたが

那須川は「言わないです」と答えた。

記者の質問

ここからは記者の質問にたいして答えた印象的な部分を紹介していく。

相手より優れているところはどこか

井上「お互いスピードはあるが、総合力で勝っていきたい」

那須川「すべてを警戒して、ボクシングを倒しに行く」と話した。

どういう試合展開を想定しているか

井上「毎試合、始まってみないとわからない。おそらく技術戦。KOでも判定でもどっちでもいい」

那須川「1Rから行きます!」

続けて記者に対し

那須川「どっちが見たいですか」

と話した

武居との試合について

那須川「運命だったらやると思うし、今やるのはどうかなって。皆さんが盛り上げただけだし」

とはなし、どうなるかわからないと話した。

この先どこを目指すのか

那須川「今のバンタム級は一番盛り上がっている。そこをかき乱していきたい。WBCのベルトをとって、ベルトが4つあるから、そこをとりに行きたいとも考えているが、この階級で終わるつもりもない」

と話した。

井上拓「今はもう天心選手との試合だけを考えている」

どこに怖さがあるか

那須川「正直、怖さというものは...拓真選手の経験値が上だから、わくわくっていうものはあるが世間に対する怖さというのは全くない」

井上拓「再起戦というのは恐怖心というのは全くなく、自由にできるのではないかという感じ」

と話した。

試合展開予想

井上拓のファイトスタイルはオーソドックスの構えで攻守ともにすぐれた万能スタイル

それに対し、那須川はサウスポーでアウトボクシングを基調とするスタイルです。

両者ほぼ真逆といっていいほどのスタイルの違いで、技術の差が試合結果に直接現れる試合といえます。

そして、両者の経験からすると井上拓の方が圧倒的に経験的には有利だといえます。

井上拓の戦績はプロ戦績は22戦20勝2敗、アマチュア戦績は57戦52勝5敗

対して那須川はプロ戦績7戦7勝0敗とです。

これだけ見ると圧倒的に井上拓の経験は上だといえます。

しかし、ここまでの那須川の成長スピードはすさまじく、8戦目にしてタイトルマッチにこぎつける計り知れない才能とセンスがあり、経験で語り切れないところが那須川だといえます。

試合展開予想:那須川天心 × 井上拓真――「前手」と「ボディ」が勝負を分ける

  • 小差判定の接戦を予想。
    那須川は先手の右ジャブとテンポ管理で加点、井上はボディ連動で足を止めて区間支配――このせめぎ合い。
  • 鍵は①前手の主導権(サウスポー那須川の右 vs 井上の左)
  • リング中央の確保
  • ボディでの減速
  • ④那須川側の出血・被弾管理

スタイル相性(要点)

  • 那須川天心:右ジャブ多機能+左ストレートの上下使い。
  •      差し合いで主導権を握りやすいが、真正面の長い打ち合いは被弾・カットのリスク。
  • 井上拓真:近〜中間での体さばきとボディが武器。
  •      区間限定の打撃戦で強みが出る反面、手数圧の長期戦は不利になりやすい。

ラウンド帯ごとの“ありがち”な絵

  1. 前半(R1–4):那須川が右ジャブで面を取り先手・先着。井上は下見のボディを差し込みつつ、ロープ背負いを拒否。
    → 採点は那須川やや先行の公算。
  2. 中盤(R5–8):勝負所。井上の二段目ボディ(顔→腹→顔)が効くと、那須川の出入りが鈍り短い打撃戦で井上。那須川が角度・テンポ維持ならクリーン差で押し返す。
    → スイングRが集中。
  3. 終盤(R9–10/12):どちらもリスク管理。那須川は中央キープ+被弾抑制、井上はロープ際の失点回避目立つボディで印象点を奪う。
    → 小差判定が濃厚。

両者が“やりたいこと”

  • 那須川:①右ジャブで制空 ②半歩外しての斜め左(上下打ち分け) ③長い乱打戦を拒否(短く交わしてリセット) ④前半でリード作り終盤は被弾管理。
  • 井上:①ボディでテンポを削る ②区間限定のショート交換(肩いなし→短い右) ③ロープ前のサイド脱出→中央回帰 ④R5以降に主導権を回収。

判定レンジ(私見)

115–113 那須川 〜 115–113 井上のゾーン。
R2〜R7の配分中盤のボディの効き、そして出血等の偶発要素が勝敗を左右。

というのが大体の私の予想になります。

どちらが勝っても本当におかしくない戦いであり

この展開どうりにはいかないことはもちろんあります。

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そこでこの試合で各展開ごとの予想をしています。

もし打ち合いになったら、もしアウトボクシングの展開になったら、もしプレッシャーフェイトになったら

といった予想を↓のサイトでしています。ぜひご覧下さい!

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※本予想は最新の公開情報と直近の試合傾向に基づく見立てです。正式決定・アンダーカード・会場・ラウンド数などの確定情報に応じて適宜更新を推奨します。

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